設立趣意書
グローバルクラウド基盤連携技術フォーラム
設立趣意書
高度化・多様化し続けるICTサービスにおいて、「ITの所有から利用へ」というパラダイムシフトを引き起こし、新たな価値を創造する社会基盤として、「クラウドシステム」が急速に普及すると考えられる。クラウドシステムにより提供されるサービス(以下、「クラウドサービス」)は、高速・広帯域なネットワークインフラを保有する我が国において、アプリケーションの柔軟かつ安心・安全で低コストでの利用を実現するとともに、提供者、利用者双方の省エネ化を可能とすることから、今後大きな市場へと発展するものと期待されている。
しかしながら、現状のクラウドシステムは、電子行政、医療・金融など、ミッションクリティカルな分野へ適用するには、信頼性や即応性、データの品質やセキュリティ面などの観点から十分とは言えず、これら分野の要求条件に対応する高い信頼性と品質の担保のためには、ブロードバンドネットワークで結ばれた複数のクラウドシステム間で連携し、相互補完できる仕組みが必要不可欠である。
そこで、現状、各事業者が独自仕様で構築しつつあるクラウドシステムについて、システム間の連携インタフェースやネットワークプロトコルなどの標準化を推進し、国際的なクラウドシステム間の連携を進め、より高信頼、高品質かつセキュアなクラウドサービスのグローバルな提供を実現するとともに、我が国のICT産業の発展と国際競争力強化に資するべく、「グローバルクラウド基盤連携技術フォーラム」を設立するものである。
平成21年7月17日
発起人代表 青山 友紀